92年3/13頃 病院のすすめにより
PTやOTの機能訓練を はじめるために
いただいたコピーの記録。

生年月日 91/07/24   在胎 29週5日
入院時体重 1143g
頭囲 26cm  胸囲 23cm   0生日
妊娠分娩暦 胎児仮死  切迫流産  骨盤位
診断名 VLBWI  新生児仮死 RDS PVL ICH(PH) 貧血 無呼吸発作
新生児涙糞炎  未熟児くる病
転帰 軽快
アプガール1’  4  5’  99
血液型 AB  Rh+
検査 GOT   24LDH   1433 CPK 181  脳波-   CT +
ルンバール -  IGM 24.1
治療 呼吸 人工呼吸  3日 ・CPAP  0日 ・酸素  4日
direct suction -   抗けいれん剤 -  手術 -
・治療薬  ドパミン   S−TA  フロセミド  ドキソプラム
High risk  5  ・輸血 -  ・抗生剤 +
・ABPC 60mgx2  9days,  CMZ  50mgx2  6days
光線治療  7日 ・血糖補正 -  Ca補正 +  K補正 -
退院日 91/10/15  退院時体重 2366g
頭囲 32.8cm  胸囲31.0cm   83生日
メモ
VLBWI 
新生児仮死
RDS 
PVL
ICH
在胎 29週5日
子宮口全開大、陣痛発来、遅発性除脈あり、
足位経膣分娩。
新生児仮死あり、、直ちに気管内挿管し、S−TA 5ml投与。
カンガルー号にて当科入院。入院時の胸部レ線RDSI°の所見。

入院後は比較的経過良好で、日令2 は、抜管できたが、日令3より
アプネア頻発、日令4 頭部エコーにて右側脳室後外側にPVL,
左脳実質内出血が認められた。
出血部はその後空洞化、左側脳室と交通を持ち、周囲にもPVL出現。
右PVLはやや範囲を広げ、空洞化しつつある。
(日令3〜5 ドプテム1mg/kg/hr使用)

アプネアのためミルクは日令6より開始。
その後は全身状態良好で、体重順調に増加。
神経学的には、現在の所、筋トーヌス、 
原始反射には明らかな異常なし。
貧血 日令45(9/7)にHb7.9、Ht 24.1と最低。輸血はせず、
インクレミンsy p.O.のみにて経過観察。
10/12に Hb8.6、 Ht26.9。
新生児涙糞炎 日令7、左眼瞼腫?、眼脂(+)。細菌培養(-)。タリビッド点眼にて軽快・
未熟児くる病 10/11にレ線にて尺骨端cupping(+)、?骨端flaring(+)。
10/12 ALP 772。
9/26頭部CT 両側前頭葉皮質下、両側側頭〜後頭葉部に
diffuse low densuty area(+)。
両側側脳室の拡大(++)。脳りょう低形成(+)。
退院時処方 インクレミンsy 2ml  2x/28T、αロール 4gttx2、
パンビタン0.3g 1% 飲みきり