ゆったりと寛げる部屋
日本的の和室では車いすのままでもOK
トイレはウェシュレットで手洗いも奥まで行ける
室内の風呂のスペースも広い
木造作りの屋根の下はスロープ
入り口はフラットで自動ドアー

■名 称: ゆふいん温泉「日の春旅館」
■住 所: 大分県由布院温泉湯の坪
■電 話: 0977(84)2169
■部 屋: 身障者用一室(バス・トイレ)
■風 呂: 家族風呂には車いすでも楽に入れる
■駐車場: 身障者用は無いが広いので問題なし
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 湯布院駅方面よりお土産品の店が立ち並ぶ「湯の坪街道」へ行くと中央部に日の春旅館があります。身障者専用駐車場は無いが広いスペースを取っているので心配なく止められます。入り口はフラットで玄関には自動ドアー。フロントから客室までは段差のないらせん回廊で若干スロープがある。

 室内はトイレ・バスは車いすでも利用できる設備となっており、和室なので入り口に段差となっているが専用のスロープを引いてくる。畳で寝るのが困難な場合は専用のベットを準備しているそうです。

 係人のかたが
「旅が最高のリハビリであるならば、どなたでも自由に移動し宿泊ができる、バリアフリー化による受入体制が私たち旅館に求められていると考えます。 体の不自由によって色んな方がございますのであえて心が安らぐように和室なっております。100%のバリアフリーは難しい面がございますが、足りないところは私たちの接遇によって、バリアを取除けるよう補ってまいります。」心のバリアーまで取り除いてくれるとは優しさが行き届いた旅館だ。

 湯の町へせっかく温泉に来たので露天風呂が入りたいと思うのは身障者も一緒です。大正時代からの老舗旅館で、「千人風呂」は代々守り継がれて来た自慢の大露天風呂、その昔、日の春旅館に訪れた兵隊さんがこの風呂なら千人は入れるといったとか…。かくして「千人風呂 日の春」と呼ばれるようになったそうで、湯床に玉砂利を敷きつめた、開放感あふれる露天風呂は段差もなく、脱衣場まで車いすで楽に行けテスリが付いており湯船の中に三段の石が積み重ねているので上がり下がりが一人でも楽に出来ます。家族露天風呂も車いすで入れるようになっていた。

家族風呂入り口は5cm一段
脱衣場
家族風呂5〜6人はゆったりと入れる広さ

露天家族風呂は2室あり1人40分700円