　一年ほど前からな胃が痛とうて、痛とうて、市販の胃腸薬を飲んじは治っち、また飲んじ
は治っち、そん繰り返しじょーんしちょったら、そんうち薬も効かんごつなっち、しらしんけん
痛てぇぇぇに←絶えきれず、2005年1月の終わり頃おかんに病院へ連れられち、胃カメラ
検査をしたらな胃潰瘍ち診断されたわ、２週間後細胞の結果が分かると言われ、薬を貰ろう
ち、そん後、薬が効いたのか胃の痛みはとんと無くなり治ったと思いつつ、2週間後、病院
に行くと、いきなり「このまま、ほっておくと100%ガンになります」と言われ入院となった。

　2005年2月14日(月)　晴れ
　荷物をまとめて家出をするじゃなく新別府病へいざ出発＼(^O^)／♪早速、サイン会(入院の手続き)
　次にインタビュー(問診)　楽屋入り(お部屋の案内)そして握手(採血)　撮影会(心電図＆レントゲン)　
サービス(出血時間)　まるでスター並の忙しさである(^^ゞ　こちらからの質問は「お風呂は温泉ですか」
「はい温泉です」「案内して下さい」お風呂を見ると車いすでも簡単に入れるのでラッキーでした。
　病棟に案内され416号室の四人部屋で主治医は恒富先生＆受持看護師は平山さん(美人さんだわ)
荷物の整理が終わっておかんと一緒に玄関まで行って見送った←寂しい(;＞_＜;)ビェェン
　数時間後主治医の恒富先生が来られて手術を前提に頑張りましょうと励まされるたので、血圧が200
まで上がり早急に看護師さんから血圧を下げる臨時の薬を渡された(^^ゞ　19:00おかんに携帯電話で今
日の状況を伝える。今すぐでも来て貰いたいが我慢せんとd(^-^)ネ!夜21:00～大腸内視鏡検査のため下
剤、水薬を服用する。トイレとの戦い間に合わないかもしれないので一日中車いすに乗ったままの状態で
一夜を過ごした。体重は47.5kg　　　　

　2月15日(火)　曇り・雨
　朝6時に起こされて大腸内視鏡検査の為、2リットル入りのボトルの水薬を服用、一本
を２時間かけて飲むように指示された。味はまあまあだけどと～てんトイレが近い(;＞_＜;)
ビェェン。おかんが持ってきてくれたストロー付きのコップが、これまた便利だった。
　おかんに電話する、靴下と、爪切り、持ってくるように、ただおかんもお腹が痛いと言って
いたので気になる。胃カメラと大腸の検査が始まる。麻酔の注射を打たれるとそのまま眠り
込む、目が覚めたら検査は終わっていた。大腸にポリープが出来ていたがさほどの問題は
無かったが恒富先生より手術は確実と聞かされる。←血圧は正常だった。

　2月16日(水)　曇り・雨
　今日は13時よりCTの検査がある。結果、すべての胃を取り除く事を言い渡された。
これにはさすがの私もショックを受けた。おかんが明日来るが言うまいと思った。
　なななんとおやっちゃん・おばっちゃんが名古屋からお見舞いに来て下さった。は
じめは夢かと思い自分を疑ったが本物だった。いつもの笑顔で話しかけられ涙が出
そうになったが、心配かけるといけないと思い笑顔で迎えた。おやっちゃん・おばっちゃ
んとはネットで知り合って、九州に足を運ぶたび、私たち夫婦を温泉に誘ってくださり、
車いすでは困難な所でも負ぶったりして温泉に入れてくれた。感謝の気持ちで胸は
膨らみ、言葉では言い表せないほどの嬉しさが込み上がってきた。

　2月17日(木)　曇り・雨
　10時頃おかんが来てくれて、胃潰瘍のについて話あう、その後肺の機能検査有り、
外科の顧問の先生より胃潰瘍の状況説明が詳細にあった。手術は2月25日(金)と
決定した＼(^O^)／♪。
　お風呂もの許可も出たのでおかんに手伝ってもらい待望のお風呂だ(^○^)
　久々の温泉だわ♪お湯はサラサラっとして塩分と硫黄が少々で気持ちいい♪
一時して太一郎(長男)が来てくれた。次男は福岡にいるので心配かけては思い
連絡はするなと伝える。３人仲良くコーヒーを飲みながら病院の状況を聞かせる。
ここの病院に来たときに初めて驚いた事は職員がスニーカーを履いて小走りを
していること、気軽に言葉をかけてくれること、外来者に電話があると携帯電話を
持ってきてくれる等、テキパキに働いているのには吃驚した。

　2月18日(金)　曇り・雨
10時より胃透視がある。前もって立つ力がないのでスッテンコロリンする事を話していたので
３人で対応してくれた。ベッドを垂直にして台へ座るような形で胃透視してくれたので助かった。
　お礼を言うと「問題があればいつでも言ってもらえたらこちらの対応もやりやすくなります」と
話され、出来る限りは自分でやれる範囲はするが手伝って貰いたいときは、はっきり言おうと
思った。病院生活も少しずつではあるが慣れて、回りの方達から「おにいちゃん」と言われ、
どうしてかなと思いつつ、おっとんより年配の方達が多く、病気の事など色んな話をするように
なった。「兄ちゃん、あんた、なしき、いつでん、笑顔でおられるん」ち言われ、自分でもどうして
かなぁぁぁと考え込んでしまいました。

　2月19日(土)　曇り・雨・晴れ
　テラが歯槽膿漏であごがはずれ、口は開けっ放しなので今度は大分の
病院へ行ってみたが結果良くならないそうである。帰りに病院へ寄ってくれ
た。久しぶりテラの顔を見られるこ事が出来、尻尾を振りながらおっとんの
顔をしっかり見つめ抱いて貰いたいのかこちらへ来ようとしたので抱いてや
ると眠るように頭を埋めてじっとしていた。