祝辞の挨拶として社長の江藤さんより我が社よりこんなにも素晴らしい名誉ある事は社の宝物であると感激の表情を隠しきれないほどの満面なほほえみで語っていました。
城選手 ゼッケン61大分県出身 タイム 1時間:58分45秒
かけろ! 挑戦者たち。 ゆめ輝く、かぜとなれ!のキャッチフレーズで世界18カ国か327人が参加の中、ウォーミングアップを軽やかにこなし準備万端でレースに挑んだ。スタートの合図と共に一気にダッシュー、一瞬熱くなった頬には秋風がとても冷たく心地よく感じらる。好調だ、好調だと自分自身に言い聞かせ、先頭集団からは引き離されたが体は軽やかだった。
前半は好調にスタートを切ったが1キロ過ぎると腹痛によりペースが乱れ始め更に風が重く感じられてきた。いつもの様にハンドリングをたたきつけているがスピードが落ちてきている事は確かだった。がんばれと言う声援が耳から遠ざかっていく、このままだと最下位になってしまう。
次から次へと追い越される。だめだと思った矢先、腹痛が良くなった。今だ、今がチャンスだと、腕に言い聞かせ全身の力をリングに集中した。折り返し地点より自気力を最大に振り絞り疾走することで65位となった。
トラック内を走る城選手はとても輝いて見えた!
笹原選手ゼッケン2 大分県出身 タイム1時間24分51秒 1位 日本新記録を樹立。おめでとうございます。
会社朝礼時の激励会では意気込みのコメントとして自己記録を少しでも前進出来ればと控え気味な言葉だったが、レースの開始と同時、去年のリベンジでも晴らすかの様に笑顔がなくなり表情が引き締まった、全力全速前進のみ!
一気にトップ集団は飛び出し、見る見るうちに7人のグループとなって、互いの順位が入れ替わるレース模様となり、少しでも体力を保持しようと懸命だった。
疲れが出てきたと思われるとき、声援の声が天使の様に聞こえ、最高の支えとなり力がわき出てくるのが感じられた。
トップで競技場に入ってからは他の選手に抜かれるんじゃないかと思って、必死にリングをたたきつけ腕がちぎれてもかまわないつもりでラストスパートにかけた。ゴールのテープがほんのりと、ぼやけて見えた瞬間、切った、切った、トップだ、トップだ思わずガッツポーズが!
体力の限り疾走する姿はまるで鳥の王者、タカの翼に見えた!
同じく祝辞の挨拶として(太)監査役の中村先生より、今回の活躍ぶりは日本人のレベルが世界に通じたことを証明できる高成績となった。
始まりという言葉を忘れずに今後も益々飛躍してほしいと語られました。
二人にとって励みとなる力強い暖かみのある言葉をもらい今後の活躍が期待されることでしょう。
盛り上げるため、限りある小遣いから・・・バズーカ砲で祝いをドカーンという合図で大分銀行太陽の家支店長である呉籐さんが「城さん、笹原さん、吉松さん健闘されたことに乾杯」の音頭をとりました。
城 隆志さんのプロフィル・笹原 廣喜さんのプロフィルを紹介してエピソード&質問する。
そしてテレビ放映されたマラソンを編集してスクリーン一杯に流すと
あの興奮が蘇り開場は一斉に盛り上がり出席者全員が一体となって見聞きしていた。
マラソンの応援にも行った同僚の古賀さんと杉本さんからそれぞれに花束が送られた。
大分国際車いすマラソン大会には第1回より連続23回出場されている太陽の家常務理事をされている未だに体力の衰えを見せない(太)監査役の吉松時義さん(63)より最後の締めとして指一本〜指五本を叩いて会場を盛り上げてくれました。