2006年10月29日に行われた第26回大分国際車いすマラソン大会で、笹原廣喜選手が日本最高記録を樹立し、世界のトップランナーという快挙を達成された事に対して、九州・山口・沖縄在住で、スポーツ界に貢献した功労者、顕著な実績を残した選手や団体を表彰する第52回(平成18年度)西日本スポーツ賞の贈呈式が21日、福岡市中央区の福岡国際ホールで行われ、笹原 廣喜さんが多田昭重・西日本新聞社社長から表彰状や記念のレリーフなどが贈られました。

表彰を受ける笹原廣喜さん
表彰状の記念撮影
記念レリーフの記念撮影
 笹原選手は、今年4月29日のソウル国際車いすマラソン、5月スイスと6月アメリカ・アトランタで行われる陸上選手権でトラック競技に挑戦し、来年の北京パラリンピックを目指します。「厳しい代表争いに勝ち残り、そして北京でメダルをとりたい」と宣言しました。また、今回の受賞について「このように名誉ある賞をいただき、この上ない喜びです。まずは北京を目指して、一層努力します」と話しています。

プロでは、WBC日本代表監督・福岡ソフトバンクホークス監督の王貞治氏、福岡ソフトバンクホークス投手の斉藤和巳選手も選ばれています。この賞は西日本スポーツの創刊を記念して、毎年西日本地区のスポーツ界で優れた成績を挙げた人、スポーツの振興育成に尽力された功労者を表彰して、その栄誉と功績をたたえるものです。

平成18年度第52回 西日本スポーツ賞に笹原 廣喜