フニッシュの笹原
笹ちゃんのコメント
 「今大会は、国際有力選手が良いコンディションで出場しハイレベルで高記録を予想していました。スタート直後から、38kmのハイペースとなるスピードにもかかわらず20名程の大集団のまま3km地点を通過して小集団にする為、一度スパートを掛けると7名になり5km地点から35km地点までの間は、各選手がスパートの仕掛け合いをして、必死に追いつく展開の過酷な走りでした。
 36km地点の緩やかな下りで40kmキープのハイスピードで7名から、クートファンリー選手・副島選手・安岡チョーク選手・笹原と4名の選手に絞られて38km地点で一旦ペースが落ち、駆け引きの展開になり様子を伺っていた一瞬の隙に副島選手にスパートされ、必死に追った。しかし、前半のオーバーペースがたたり、トップ集団から遅れ、クートファンリー選手・副島選手・安岡チョーク選手の順に同タイムでゴール。その28秒後の、1時間22分45秒の4位でゴールでした。日本記録を更新されてしまいましたが、またチャンスを狙い頑張りたいと思います。」

 2007年ソウル国際車椅子マラソン大会が韓国ソウル市で4月29日開催された。17ヶ国から参加、日本より13名、笹原廣喜こと笹ちゃんが出場した。天候は晴れ、道沿いやスタジアムでは多くの観客が集まり熱い支援が送られた。

声援を送る観客
スタート前の笹原 廣喜