2007年8月11日、東京の猛烈な厚さの中、恒例のJDPF(日本ディスエイブルパワーリフティング連盟)主催の全日本選手権が開催されました。
 パワーリフティングは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの三種目からなる競技でウェイトリフティングとは異なる「力比べ」の競技です。パワーリフティング三種目のうち、下肢に障害のある人でも出来るベンチプレスは、1964年にパラリンピック種目として採用されました。パラリンピックではベンチプレスのことをパワーリフティングと呼んでいます。パワーリフティングのクラス分けは、男女とも体重別に10階級に分かれていますが、障害によるクラス分けはなく、下肢切断の選手も脊髄損傷の選手も脳性麻痺の選手も対等に戦う競技です。選手たちは、自分で選んだ重量で、3回挑戦し、記録を競います。

 城さんは、1986年にインドネシアで開かれた第4回フェスピック大会のパワーリフティング競技に出場しましたが、しばらくこの競技からは遠ざかっていましたが去年から本格的に練習を再開し、ほとんど毎日夕方サンスポーツセンター・トレーニング室で練習に励んで見事IPCの部、60kg 級 120kgで1位の好成績を収めました。


全日本障害者パワーリフティング選手権大会